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新たな署名運動がスタート - 3・1ビキニデーが全国的な決起の場に

21世紀の最初の10年が終わり、新たな10年がスタートしました。「核兵器のない世界を」の世論と運動をいっそう広げ、それを実現するために原水爆禁止蕨市協議会では今年も奮闘しようと決意を新たにしています。

現在の核兵器廃絶への世界の気運をさらに実らせるために、来る2月15日、世界各国の政府に核兵器全面禁止の行動を求める新たな署名運動「核兵器全面禁止アピール」をスタートさせることになりました。新しい署名運動は2010年NPT再検討会議や昨年の国連総会での決議採択などの情勢の発展を踏まえるとともに、世界でただ一つの原爆の被害を体験した国民の運動としてヒロシマ・ナガサキを繰り返さないよう強く求め、すべての国の政府に、国際政治のこれまでの合意を発展させ、核兵器全面禁止条約の交渉に踏み切るよう呼びかけるものです。これを2月15日に広島と長崎、東京で発表し、全国主要駅頭などでのいっせい署名行動が提起されました。蕨駅西口でも2月15日午後5時45分から新署名をスタートします。

また、2011年3・1ビキニデーが2月28日、3月1日に静岡県焼津市で開かれます。新たな情勢のもとで開かれるビキニデーは、ビキニ被爆の実相をこれまで以上に明らかにし、夏の原水禁大会に引き継ぐ場となるとともに、2月にはじまる新しい核兵器廃絶署名をすすめる全国的な決起の場となります。今年のビキニデーは特別な意義のある大事な集会として、埼玉県原水協では100名の代表をビキニデーに派遣しようと目標をたてました。みなさんの団体や地域でも、ぜひビキニデーに代表を派遣し、「核兵器のない世界を」の世論と運動をさらに前進させましょう。

3・1ビキニデー行動日程

○2月28日(朝7時30分南  浦和駅西口バス出発)
  日本原水協全国集会
○3月1日 墓参行進
  ビキニデー集会
  (南浦和駅20時到着)
○参加費3万3500円
※申し込みは蕨原水協まで(炭谷442―5810)