新しいまちづくりに向けて地区整備計画の原案示される
第4回中央第一地区まちづくり整備計画策定懇談会
1月26日、第4回目となる蕨市中央第一地区まちづくり整備計画策定懇談会が開催され、住民説明会で示される予定の整備計画案について、原案が示され審議されました。
初めに悌燻s長があいさつに立ち、7月から10月にかけて行われたブロック別説明会について触れ、一回で集約できなかったブロックはさらに説明会で議論を重ねたことや出席できなかった権利者については訪問して意見を聴くなどして原案をまとめてきたことなどを紹介。また、長引く建築制限の解消が共通した思いとなっている状況に触れ、「スピード感を持って取り組んでいきたい」と語りました。続いて、同懇談会の齊藤会長が、経済状況などの困難な問題がありながらも「議論することで前に進んでいきたい」と挨拶で述べました。
その後、22のブロックごとに出された意見とそれに基づく線形などの検討内容について説明され、「既存の都市インフラやコミュニティーを活かしながら住環境の整備を図るとともに…持続可能な集約型都市構造を持つエコ・コンパクトシティーをめざしていく」などの地区計画の目標など、地区計画の原案が説明されました。各ブロックで出された意見は、安全のためのすみ切りを求めるものや、住環境の現状から拡幅を抑える提案など、住民からの目線が活かされているものが多く、この日の提案に生かされていました。
出席した各委員からは、実際に計画の実効性や効率的な予算執行のあり方、未接道地への対応などの質問や意見が交わされるなど、活発な審議が行われました。
全体住民説明会は、2月20日(日)の午前10時から中央公民館1階の集会室で行われます。また、「ブロック別意見交換会【概要】」「中央第一地区地区計画案」「新たなまちづくりのイメージ図」の3種類の資料は、蕨市ホームページで公開されています。
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