新年度施策紹介(2)- 子宮頸がんワクチン・ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン、接種助成はじまる
子宮頸がんはワクチンと検診の二重がまえで100%予防できるといわれています。ワクチンは上腕部の筋肉注射で半年の間に3回の接種が必要で1回1万6千円くらいかかります。
対象は、中学1年生から3年生の女子には学校からお便りを配布し、高校1年生女子については6月ごろ個別通知が配布されます。蕨・戸田市内の医療機関のみで1万5千円を差し引いた額の自己負担で接種できます。4月からはワクチンが不足しているため2回目以降の接種の方は助成が受けられますが、初回接種はワクチンが安定供給される7月から助成が受けられます。
細菌性髄膜炎とは、細菌が脳に感染する重症の感染症で、日本では、年間約千人の子どもが罹かり、約5%の方が亡くなり、約25%に重い後遺症が残ってしまう病気です。それを引き起こす主な菌が、インフルエンザ菌のb型菌と肺炎球菌などです。生後三ヶ月になったら、一ヶ月間隔で3回(三種混合ワクチンDTPと同時接種が可能)、その1年後に1回の計4回です。
ヒブワクチンは、4月から0歳は2〜3回分、1〜4歳は2回分で1回4千円の助成が受けられます(医療機関で4千円を差し引いた額は自己負担)。来年度以降は0歳児及び追加接種者のみが対象となります。
肺炎球菌ワクチンは、接種開始年齢により異なりますが、生後2ヶ月から6ヶ月まで合計4回。7ヶ月から11ヶ月までは3回、1歳は2回、2歳から9歳までは1回です。DPTワクチン、ヒブワクチンとの同時接種が可能です。4月から0歳は2〜3回、1歳は2回、2〜4歳は1回分4千円の助成を実施します(医療機関で1回4千円を差し引いた額は自己負担)。来年度以降は0歳児及び追加接種のみが対象となります。
詳しくは保健センターまで(電話431―5590)。
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