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学校校舎の耐震化が今年度で終了 - 引き続き体育館の耐震化へ

今年度耐震化工事をする中央小学校校舎
今年度耐震化工事をする中央小学校校舎
2010年度の補正予算で西小4期校舎、中央小校舎、中央東小特別教室棟、二中特別教室棟の耐震化工事費が計上されました。実際の工事は今年度の夏休みに行われる予定で、これで市内の学校校舎は全て耐震化が完了。体育館を含む学校施設の耐震化率は76・3%になります。また、悌燻s長は、引き続き災害時の避難場所にもなる体育館の耐震化を進める考えを示しています。今年度は、東小、西小、南小、塚越小の体育館について耐震設計が行われます。

学校施設の耐震化は、子どもたちの安全や災害時の避難所の確保という点から緊急の課題です。しかし、前市長時代の学校施設の耐震化率は23・7%、県内市町村で67番目という状況でした(07年4月1日)。これに対して、日本共産党市議団は以前から耐震化の必要性を強調し、耐震化工事の前提となる耐震診断の実施を繰り返し求めてきました。そうした議会での論戦を受けて前市長がようやく示した計画は、校舎の耐震化工事を08年度から12年度の5ヵ年で行うというものでした。その後、悌燻s長が就任して計画を1年短縮。11年度までの4ヵ年で工事を終える計画で積極的に推進してきました。