給食食材等きめ細かな放射線測量を市長に申入れ
給食食材や放射能が集まりやすい箇所の放射線測定を市長に申し入れ
日本共産党蕨市議団
東日本大震災から7ヶ月が経過しても福島原発事故の収束の見通しがたたず、放射能問題に対して、住民のみなさんの心配・不安が増しています。蕨市では7月から3台の放射線測定器を購入し、市内公共施設の放射線測定を行い、公表しています。9月からは、市民から出された要望箇所の測定が開始されました。しかし、市民から、放射線測定箇所の範囲拡大を求める声や、こどもたちが毎日食べる給食の食材の安全性が心配との要望が市議団に寄せられています。
そこで日本共産党蕨市議団は、10月12日に全員そろって悌煢p雄市長に会い、放射線測定についての2回目の申し入れ(1回目は6月29日)を行い、懇談しました。
申し入れた項目は以下のとおりです。
@蕨市および教育委員会において現在の校庭や砂場以外にも危険箇所の洗い出しを行い、放射線測定をおこない公表してください。(保育園の雨とい下、側溝、花壇、芝生など。学校の芝生、花壇、畑、ビオトープ、側溝など)
A学校・保育園の給食食材の放射能検査を行い、公表してください。
悌煢p雄市長は、「放射能の問題は、第一義的には国や東電の責任である。市民の不安があるのはわかっている。どうしたら解消できるか、要望された項目については検討していきたい」と答えました。