市民と党市議団の要望実り ホットスポット調査と食材測定が決定
|
放射線測定の現場を視察する
日本共産党蕨市議団 |
蕨市では10月18日に災害対策本部(本部長・頼高英雄市長)を開きました。市内小中学校と保育園、公園等の計82箇所の公共施設について定期的に測定を実施していますが、新たに一般にホットスポットと呼ばれる局所的に高い数値を示す場所があるかどうか調べるために、雨どい下、草むらなど詳細な測定を実施することを決めました。各施設で最低15箇所程度の測定ポイントを選定し、10月24日から28日までに計測し、結果を公表します。基準値を超えた場合の対応についても、清掃など除染を行うと発表しました。
また、食品用放射線測定器2台の購入を決定し、最初の1台が納品となる11月初旬から学校給食に使用する食材を毎日6品目程度と完成後の給食について給食
センターで測定することに
なりました。保育園は週一回測定。測定機器はATOMTEX社の食品放射能測定システムと、BERTHORD社のベクレルモニターの2台を購入します。
日本共産党蕨市議団は12日に頼高市長に対して、市民の要望が強い、給食食材の測定と放射能が集まりやすい箇所の測定についての
2点を要望していました。早速、子育て家庭などから「食材の測定をやっと行ってもらえるようで良かった」「安心しました」との声が市議団に届いています。
放射線測定現場を視察
日本共産党市議団は10月18日に道路公園課がおこなっている公園内の放射線測定の現場を視察しました。当日は南町2丁目23番の三和公園で測定が行われ、公園
中央の地点で地表から5p、50p、100pの高さで東西南北の方向に測定器を 向けて5回ずつ計測されていました。次に公園砂場に移動し、同じ様に測定が行われました。そのときの測定値は一時間あたり0・065〜0・082マイクロシーベルトでした。(蕨市ホームページにて詳細に掲載)
|