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新年度施策についてをテーマに
市長タウンミーティング行われる

マニフェストを語るよりたか英雄蕨市長
マニフェストを語るよりたか英雄蕨市長

 4月14日〜21日、市内5会場で「平成24年度の施策・予算について」をテーマに市長タウンミーティングが行われ、全体で380人もの市民が参加しました。
 頼高英雄市長は、はじめに、6月から2期目となる市政運営に入ったと述べ、平成24年度予算編成には3つの基本方針に基づき、その第一の柱では、新しいマニフェストで示した3つのビジョンを具体的に紹介しました。第1のビジョンは、「安全安心のまち」では、@学校体育館の耐震化と大規模改修を24年度と25年度の2か年で終了させる。A水道などライフラインの強化として、水道管の更なる耐震化と中央浄水場の設備の更新。B自主防災組織への支援を強め、24年度は20万円の特別助成金を交付する。第2のビジョンの「にぎわいと活力あるまち」では、@今年の3月に蕨市中心市街地活性化協議会が設立される見込みなので、24年度は「中心市街地活性化計画」の本格的な実施の年にする。A空き店舗有効活用事業を拡充する。B町会が行う地域貢献活動に対するポイント制度を創設する。C中山道にある歴史民俗資料館分館を文化と食の交流拠点としての活用を目指す。第3のビジョンの「子どもとお年寄り、障害者に優しいまち」では、@特別養護老人ホームの整備を進める。A中学校にエアコンを整備すると語りました。第2の柱に、平成22年度に策定したわらび地域力発揮プランに基づいて協働のまちづくりを本格的に推進する。第3の柱は、市財政の健全化を進めると報告しました。
 会場との意見交換の場では、土地開発公社の問題についてはどの会場でも関心が高く、市民からの質問を通して、土地開発公社がかかえる借金は平成18年度末時点で77億円あったものをこの4年間で約64億円まで減らしてきたが、引き続き借金の削減に取り組んでいきたいとの思いが示されました。市民から、地元業者への発注、福祉入浴券・理美容券について、被災地瓦礫の受け入れ、春日公園やわらびりんご公園への要望(西)、防災対策、歳入や市民税について、留守家庭児童指導室からの要望、脱原発や孤立死がないまちづくり、消防団からの要望(東)、七福神の記念碑設置について、PPS導入の進捗状況、保育園の耐震化、土曜塾の開設、ぷらっとわらびの停留所の改善、市職員の接遇マナー、学校トイレの様式化、乳幼児健診の改善、図書司書配置の要望(南)、特養ホーム建設について、防犯灯の増設や点字ブロックや段差解消、ボール遊びができる公園(北町)、中仙道400年について、老朽化した民間家屋、液状化への心配、にこにこ相談員や合宿通学について、人間ドックの要望、チャレンジデー(中央)等など、各地域の身近な話題や市政に対する要望についても具体的で率直な発言が出されました。市長はそれぞれにきちんと回答し見解を述べるなど、市民と活発に意見を交わしました。