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特別養護老人ホーム設置に伴う隣接住民説明会開催される

 5月12日に南公民館において、第1回目の「特別養護老人ホーム設置に伴う隣接住民説明会」が開催されました。やまわき市議が参加しました。
 特養ホームの計画地は、南町2丁目32―30にあたり、敷地面積2504.85u。事業者は「社会福祉法人ぱる」で、特別養護老人ホーム(ユニット型)定員90名、ショートステイ(ユニット型)10名、デイサービス(標準型)定員30名の用途。地下1階地上3階、高さ10m、鉄筋コンクリート造(耐火建築物)、延床面積5917uとの計画概要がはじめて話されました。開設までのスケジュールは、2013年8月に入札・工事業者決定、9月工事着工予定、2014年8月工事竣工予定、2015年4月開設予定。
 ぱるの福本京子理事長から、「生活協同組合の時代から蕨には縁があり、歳をとったらこんな施設に入りたいという皆さんの声を生かし、皆さんと一緒に高齢者にやさしいまちづくりをしていきたい」との思いが述べられました。また、特養ホームは、全面個室(トイレ・洗面台付)の10人で1つのユニット(グループ)をつくり、食堂を含む共有スペースで家族的な関係づくりを目指すとし、使い慣れた家具を持ち込めるなど生活を楽しむ居室が作れること、1階には、交流スペース(カフェ)や会議室を設置し、地域の方も気軽に出入りできるスペースができるのも特徴です。
 隣接する参加者からは、日影を心配する声や、設計図をよく見たいとの要望が出され、今後も説明会を重ねていき、丁寧に対応していきたいとの理事長からの説明で、1回目の説明会は終了しました。
 蕨市では、特別養護老人ホームの開設を支援するため、特養ホームの用地確保に協力するものとして地主に対して、固定資産税及び都市計画税額に相当する額を2012年度以降5年度分を限度に奨励金として交付することを要綱に定めました。