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核兵器廃絶・脱原発を訴え
国民平和大行進に約100名が参加

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1958年に始まり、今年で54回目を迎える2012年原水爆禁止国民平和大行進が、7月22日(日)に蕨で取り組まれました。今年は5月6日に東京・夢の島と北海道・礼文島をスタートして、8月の原水爆禁止世界大会(広島・長崎)にむけて全国で、そして埼玉県では3週間、全市町村を繋いで行われました。埼玉では、この日が最終日となり、24日には東京に引き継がれました。
この日は、行進びよりの薄曇の天気の中、子どもから高齢者まで、家族で夫婦で仲間どうし、平和を願う幅広い年代から約百名の参加でした。日本共産党蕨市議団は全員が最後まで行進に参加しました。
蕨市役所では開会挨拶では炭谷巴之助わらび原水協会長が「参加の皆さんの一歩一歩が世界の世論、蕨での平和の大きなうねりを作ることになる」と述べました。悌煢p雄蕨市長からも激励のメッセージが寄せられました。原水爆禁止世界大会・長崎に参加する3名の代表の紹介があり、行進に参加した佐野さんは「平和のために勉強してきたい」。中村さんは「600人以上の仲間の募金に支えられている。がんばって行ってまいります」との力強い決意表明がありました。
蕨市役所から錦町・北町を通って蕨駅西口までの約3・6qのコースを「核兵器のない世界をつくろう」「原発なくせ」などのシュプレヒコールをあげながら、色とりどりの団体旗や願いをこめたプラカードを掲げながら行進しました。窓を開けて「ごくろうさま」「頑張って」との声援が多く寄せられました。
この行進に先立ち、実行委員会では19日(木)に蕨市に対して協力要請の申し入れを行いました。
実行委員会からは、7名が参加し、悌燻s長、小柴庶務課長、安治庶務係長が対応しました。7項目の要請内容について、慰霊鐘つき祭には市長が参加すること、原爆パネル展は西公民館で行うこと、被爆者の語り部は8月9日に児童センターにおいて服部道子さんを語り部に行うことなど詳しく前向きな答弁がありました。最後に頼高市長から「核兵器廃絶、平和の思いを市民に伝えていくことは大切なことである」「語り部は小中学校へも広げるよう教育委員会に働きかける」「少しでもよりよい形にできるよう努力していく」などの話しがされました。こくみん募金、ペナント署名にも協力し、実行委員会に手渡されました(写真)。