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核兵器のない世界をめざして - わらび原爆死没者慰霊鐘つき祭に市民58名が集う

子どもからお年寄りまで平和を願い鐘つき
子どもからお年寄りまで平和を願い鐘つき
1945年8月、広島・長崎に人類史上はじめての原子爆弾が投下され、広島、長崎で約21万人もの尊い命を奪いました。被爆67年目の8月6日、午前8時から長泉院において第47回目となるわらび原爆死没者慰霊鐘つき祭が開かれました。日本共産党蕨市議団は全議員が参加、梅村さえこ衆院北関東ブロック比例候補も参加しました。

原水爆禁止蕨市協議会の炭谷巴之助会長が開会あいさつし、「広島大会に蕨から3名の代表が参加している。広島大会に呼応して、一人ひとりが心を合わせ、今こそ核兵器をなくそうとの願いをこめた慰霊祭にしたい」と述べました。出席された頼高英雄蕨市長は、蕨市の平和事業や脱原発首長会議に参加したことを紹介し、「原発ゼロをめざしていきたい。核兵器廃絶・平和への決意を新たにしたい」とあいさつしました。
あいさつする頼高英雄蕨市長
あいさつする頼高英雄蕨市長

次に、広島で開催されている原水爆禁止世界大会に参加している3名の代表が紹介されました。そして、市内在住で被爆者の服部道子さんが、「私は67年前の広島で被爆した。原爆は人を殺すもの、福島原発も原爆と同じである。核も原発もない平和な世界が実るように、訴えつづけていきたい」と話しました。

そして、8時15分になると市のサイレンに合わせて参加者は1分間の黙祷をささげ、それぞれ鐘つきを行い、被爆者への冥福を祈りました。