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蕨市総合防災訓練に1200人が参加

市民参加による消化訓練
市民参加による消化訓練
8月19日、第一中学校校庭を会場に蕨市総合防災訓練が行われました。

大規模な災害が発生し多くの被害が生じているとの想定のもと、はじめに災害本部設置訓練、情報伝達訓練などが行われ、さらに会場のある南町内から市民が、住民避難訓練として各自主防災会単位に会場に到着。他の参加者から拍手で迎えられました。

本部長の悌燻s長は、挨拶で、今回は東日本大震災以降初めての防災訓練であることに触れ、当時、蕨市としても震度5の大地震に見舞われ、帰宅困難者対策などに取り組むとともに、被災自治体への職員派遣も行ってきたことなどを紹介。さらに、学校体育館や水道管の耐震化、各自主防災会への補助充実、6月からの緊急災害速報メールなど、今日進めている施策を紹介し、今後も災害に強いまちづくりをすすめる決意を表明しました。

この日、防災訓練に参加した市民は約1200人。炎天下の取り組みでしたが、様々な訓練や体験コーナーに参加し、消防や協力業者などが行う訓練や展示コーナーを熱心に見学しました。また、日本共産党市議団からも志村・鈴木・梶原の各議員が参加しました。

閉会式では、本部長の悌燻s長が、例年の訓練に加えて、バケツリレーや消火訓練、土のう積みなど市民参加型の訓練を多く取り入れたことを紹介。これまでの災害でも、助かった人の多くは自力、または身近な助け合いの中で命を守っている事例にふれながら、防災へのいっそうの協力を求めました。また、災害時相互応援協定を結んでいる群馬県片品村から荻原副村長も参加し挨拶しました。