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党県議団の研修会に参加(やまわき紀子)

自然エネルギーの可能性を学ぶ
 埼玉県議団の公開研修会「原子力技術の根本問題と自然エネルギーの可能性」が開催され、参加してきました。
 はじめに埼玉県環境部温暖化対策課主幹から、埼玉県は再生可能エネルギーの活用を推進するとして、太陽光発電設置基数の大幅な伸び(全国2位の5万8千件)や、三ヶ山メガソーラー発電事業の取り組みが紹介されました。
 次に、北海道で自然エネルギーの普及に力を尽くしてきた大友詔雄NERC(自然エネルギー研究センター)長が講演をしました。
大友氏は、地域内のエネルギーを自前でまかなうことで、富の地域循環を実現し、雇用を創出したオーストリアのギュッシング地域や北海道の芦別市などの取り組みを紹介しました。また、ドイツから帰国したばかりということで、ユンデ村のバイオエネルギー村の構造についても説明がありました。「自然エネルギーの普及によって地域内での循環経済が確立し、大きな経済効果を生み出すことができる」と述べ、自然エネルギー社会の実現を示唆しました。
山間部においては大友氏が進める木質バイオマスのエネルギー利用は実現可能な、夢のある話でしたが、都市部においての自然エネルギーの活用を今後どう推進していくべきかも研修会を通して参考になりました。