第2回蕨市アウトメディア推進大会行われる
昨年7月に「蕨市アウトメディア宣言」が制定されました。これを記念して、昨年度に引き続き今年は2回目となる、蕨市アウトメディア推進大会が11月17日に市民会館で行われました。はじめに主催者あいさつで、蕨市アウトメディア推進会議の上野会長が挨拶。頼高市長は挨拶で「メディアに替わるこどもの豊かな時間を地域でつくっていくことが大事。こどもたちの未来にむかって生きる力を育てる街づくりをすすめていく」と述べました。来賓として山脇市議も紹介されました。
塚越小学校、男女平等推進市民会議から、それぞれアウトメディアの実践報告がありました。講演会では、茨城県美浦村教育長の門脇厚志氏が「アウトメデイアチャレンジで子どもが変わる!美浦村・東海村での実践から」と題して講演をしました。門脇氏は、大学の学長から教育長になり2年。子どもも教師も楽しい授業をすることに主眼をおき、0歳から90歳まで社会力を育てること、そのためにアウトメディア運動を始める。体育館一面に本を並べて、幼稚園から小学生、中学生まで、一人5冊ずつ子どもたちが好きな本を選んで図書室をいっぱいにする。アウトメディアの効果を美浦村の分析報告書を紹介しながら示しました。最後に、メディアの弊害を強調するよりも、よき効果を親たちに自らの目で確かめてもらったほうが効果が上がる。「百聞は一見に如かず!」「継続は力なり!」「善は急げ!」「鉄は熱いうちに打て!」と述べました。また、蕨市での継続した運動も必ず効果が現れるだろうとの期待も寄せました。