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核兵器廃絶・平和を守る選択を!被爆者連帯・援護わらびの集い開催

報告をする原明範・埼玉県原爆被害者協議会事務局長
報告をする原明範・埼玉県原爆被害者協議会事務局長

被爆者と心をひとつにして
被爆者連帯・援護わらびの集い開催される


 原水爆禁止蕨市協議会は、12月1日(土)午後、市民会館において第32回被爆者連帯・援護わらびの集いを開催しました。  
はじめに杉本会長が「被爆者と心をひとつにして運動を進めていきましょう。32年前に集めた募金をきちんと被爆者の方に渡したいということではじめた。蕨でも埼玉でも核廃絶運動のおしすすめる集会としたい」と挨拶されたあと、この一年間蕨駅頭などで寄せられた被爆者援護のための募金を埼玉県原爆被害者協議会と蕨市原爆被害者協議会(しらさぎ会)にそれぞれ手渡されました。「寒い日も暑い日も苦労して駅頭で集めていただいた募金は大切に使わせていただきます」とお礼の言葉がありました。
集いには、原明範・埼玉県原爆被害者協議会事務局長が出席され、運動報告がありました。原さんは、三歳の時、広島で被爆し、周りの友人や親戚が原爆によってひどい死に方をしたことや、生かされている被爆者も命・体・心を蝕まれ人間らしい生き方ができない実態を語りました。そして、ふたたび被爆者をつくらないとの決意をこめ原爆被害に対する国の償いと核兵器廃絶を趣旨とする法の改正を求める署名を26年までに10万筆集めようと運動を進めていると報告されました。服部道子・蕨市原爆被害者協議会会長は、「これからの日本をどのように進めるのか。今度の選挙で核兵器ノー、原発ノーの政党を選びましょう」と訴えました。
その後、参加者全員が自己紹介と共に平和への思いや被爆の恐ろしさ、平和運動への決意を語り被爆者の方と交流しました。最後に佐藤理事から、今後の6・9行動の予定と共に、「福島原発事故を受けて関心は高まっている。核兵器廃絶の運動を着実に足元をしっかり固めながら継続していきましょう」との呼びかけがあり閉会しました。22人が参加し、日本共産党から志村・山脇各市議が出席し、交流しました。

核兵器のない世界の実現にむけて、新会長を選任
    わらび原水協総会

 
 原水爆禁止蕨市協議会の総会が、12月1日、市民会館において開催され、加盟する10団体から16人が参加しました。
開会あいさつで、炭谷会長が「蕨市ではきちんと総会や69行動を行っていて全県では他にはない。この総会から新年度の運動をスタートし、平和への飛躍の年としたい」と述べました。
経過報告を山脇副会長が行い、会計報告が佐藤理事からおこなわれ、繰越金については3・1ビキニデーや原水禁世界大会に参加してもらうなどして活用を図ってほしい等と黒坂会計監査からの報告がありました。質疑や意見交換が行われた後に承認されました。
新年度の行動方針では、核兵器全面禁止のアピール署名の推進、3・1ビキニデーや世界大会への代表派遣、一連の平和行動を成功させることが確認されました。役員については、新しく杉本憲さん(平和を守る会)が会長に、顧問に炭谷巴之助さん(平和)が選任され、承認されました。