国民生活が豊かになってこそ未来は開かれる - 頼高市長表明 - 蕨市が新年あいさつ交歓会
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年頭のあいさつをする頼高市長(=1月4日、市民会館) |
蕨市は4日、2013年新年あいさつ交歓会を市民会館で行いました。
主催者を代表して頼高英雄蕨市長があいさつ。2期目のマニフェストは、学校体育館の耐震化と大規模改修など87%まで到達したと報告。第2次安部政権の発足にふれ、「国民生活が豊かになってこそ、日本の未来が開かれると思っている。長引くデフレ不況、深刻な財政悪化、遅れる震災からの復興などの課題について、(国政が)希望がもてる方向で新たな出発が図られることを願う」と述べました。
また、市長就任以来続けている姿勢として、「市民の暮らし重視、新たな施設建設から公共施設の保全・長寿命化への転換、更に財政健全化との両立など」を改めて強調し、今後も改革を続ける決意を表明。昨年12月議会で成立した「市民参画協働条例」に関し、町会やボランティア団体だけでなく、特別養護老人ホームの誘致へ協力を得た沖電気グループのように、市内企業とも協働を進めたいと述べました。
大震災ではいまだに32万人が避難生活を余儀なくされていることにもふれ、新年度は職員を宮城県山元町に長期派遣したいと語りました。
あいさつ交歓会には、国会議員、県会議員、市議会議長の来賓をはじめ、市内各界から多数の市民が参加。日本共産党市議団から4人全員が参加し、交流しました。
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