市有地を活用した障がい者グループホームの実現
市有地を活用した障害者グループホームの実現
整備運営事業者を公募
このたび市は障害のある人が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう障害者グループホームの整備を図ることにしました。これまで障害者団体のみなさんから地域で安心して暮らしたいとの強い要望があり、頼高市長のマニフェストにも盛り込まれ、日本共産党蕨市議団も重点要望などで取り上げ要望してきたところです。
共同生活支援事業(グループホーム)とは、地域の住居に入居し、共同生活を営む障害のある人に、生活等に関する相談、助言、就労先その他の関係機関との連絡などの必要な日常生活上の援助を行うものです。現在、市内には、知的障害者を対象にしたグループホームは1箇所(錦町5丁目『のどか』)しかありません。そこで、市有地を活用して、平成26年度中に、「知的障害者を対象とした指定共同生活援助事業所」を建設および運営を行う事業者を公募することにしました。
施設要件は、定員6人以上でかつ短期入所用居室2室を備え、指定短期入所事業を実施することです。事業用地は、錦町3丁目584番2の一部190?で老人アパート松原荘の跡地になります。50年間の一般定期借地権を市と締結し、賃料は固定資産税額の一定割合としています。事業者要件は、法人格を有し、かつ市内において障害福祉サービスを3年以上、安定的に運営をしている事業者です。
事業者募集は3月25日まで、5月に事業者を決定する予定で、平成26年度中に整備する予定です。詳しくは、福祉総務課(?433―7754)まで。