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ドイツ・リンデン市のレンツ市長に「蕨市けやき文化賞特別賞」 表彰式・歓迎会が行われる

けやき文化賞特別賞を受賞した      レンツ・リンデン市長
けやき文化賞特別賞を受賞した      レンツ・リンデン市長
 30日、蕨市の友好都市、ドイツ・リンデン市のレンツ市長への蕨市けやき文化賞特別賞表彰式と来訪歓迎会が行われました。レンツ市長はリンデン市長を36年務め、その間、独日協会リンデン蕨副会長を務めるなど、両市の文化交流に多大な功績があったことをたたえての表彰です。
 市民会館で行われた表彰式では、??市長が推薦の辞を述べ、訪問団交流や国際青少年キャンプ、蕨市市政施行50周年式典へのグローセン・リンデン消防音楽隊を含む祝賀来訪団の派遣、東日本大震災での8万ユーロ(約900万円)もの義援金(蕨市を通して、宮城県山元町の子どもたちに送られた)など、長年の交流を紹介し、歓迎しました。
 受賞したレンツ市長は、これまでの交流の思い出の中から、特に国際青少年キャンプの取り組みについて触れ、これまで蕨を訪れたリンデン市の青少年が、「感激した」「素晴らしい街だった」と語っていたことを紹介。「国境をはさんだ難しい問題はたくさんあるが、こうした青少年の交流は私たちの希望」と語りました。
 表彰式の後、市内在住の北村姉妹による津軽三味線の演奏で始まった来訪歓迎会では、レンツ市長とともに訪れたヴァイス・独日協会リンデン蕨会長も挨拶し、「36年前にまいた小さな種が大きな木になっていると感じた。この木を支えていくことは必要」と、これまでの交流の取り組みをふり返りました。
 この日の表彰式・歓迎会には、市長、教育長などの他、市議会議員、蕨独リンデン市民交流協会の皆さんなどが出席。日本共産党市議団からも志村、鈴木、梶原の各議員が出席し交流を深めました。