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蕨市が協働事業提案制度の募集を開始

 蕨市は、協働事業提案制度の2013年度分の募集をすることを発表しました。これは、条例にもとづく今年度からの新制度で、市民団体と市が対等の立場で役割を担い、活力のある街づくりをめざすことを目的としています。
 団体が提案できる事業は、公益性が高く地域課題や社会的課題の解決につながるもの、かつ、役割分担が明確で確実に実施できるものであることです。提案できる団体は、町会やボランティア団体・企業など、原則1年以上社会貢献活動を実施している会員5人以上の団体で会則等があること、などとしています。営利活動、宗教・政治活動、施設整備を目的とする事業などは対象となりません。協働の形態は、共催・委託・補助の3種があり、共催と委託では、14年度予算に必要経費を計上、補助の場合は13年度に上限30万円を補助します。
 自主的サークルや特定分野や課題のために活動する団体が、専門性や柔軟性を発揮することで、複雑化している地域等の課題を解決することが期待できます。安全安心の見守り活動や、行政の手が届きにくい問題の解決、コミュニティービジネスなどの展開も望まれます。
 事業提案の募集は5月20日から6月21日まで。提案の提出先は市民活動推進室(433‐7745)または、わらびネットワークステーション(445‐7256)。書類審査を通過した団体のプレゼンテーションが、市民に公開して行われます。募集要項などの詳細や事前相談は、わらびネットワークステーションまで。