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憲法改悪ストップ - 所得増と社会保障の充実で景気回復の好循環を

演説する伊藤岳氏(右、左は志村市議)
演説する伊藤岳氏(右、左は志村市議)
参議院選挙公示まであと20日となった6月14日、日本共産党の伊藤岳・県民運動委員長の街頭演説が市内4か所(南町、塚越、北町、蕨駅西口)で行われました。

伊藤氏は演説で「憲法を守り生かす」決意を強調。特に、最近の集団的自衛権行使、従軍慰安婦など歴史認識等の問題を指摘し、「(憲法を変えやすくする)96条改定の向こうに9条改悪、戦争する国づくりが透けて見える」と批判し、「侵略戦争への反省、戦争しない国づくりが日本の原点」として、「原点を忘れた政治家は失格」「9条を守り、戦争する国づくりをくい止めよう」と訴えました。また、憲法が暮らしに活かされていない問題として、特別養護老人ホームの待機者と保育所の待機児の問題を指摘。「待機」をなくす決意を表明しました。

続けて、安倍政権の政治を「暴走政治」と批判。TPP参加を強引にすすめる「売国」、原発稼動の「亡国」、くらしと経済を壊すアベノミクスの「壊国」、各々の角度から問題点を指摘し、雇用・所得を増やし社会保障を安定させて、景気回復の好循環をつくることが大切と強調しました。一方、安倍政権が「成長戦略」で、解雇自由・残業代ゼロの合法化を狙っていることを、「日本は世界一、雇用も所得も増えない国になってしまう」と批判。阻止へ全力をあげる決意を表明しました。

伊藤氏はさらに、他の政党が自民党の補完勢力となっている点を批判し、日本共産党以外の政党が企業献金と政党助成金を受け取っている現状を「国民そっちのけの政治への堕落につながる」と指摘。改めて、政治を変える日本共産党への立場を述べました。

演説を聞いた人からは「よくわかる話ですっきりした」「よかった。店から出てきた人も最後まで聞いて大きな拍手をおくっていた」などの感想。日本共産党への関心の高まりがはっきり感じられる街頭宣伝となりました。