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核兵器のない平和で公正な世界のために - 原水爆禁止2013年世界大会

開会総会・会場入り口にて(左が鈴木議員)
開会総会・会場入り口にて(左が鈴木議員)
原水爆禁止世界大会は、8月3〜5日の国際会議、5・6日の世界大会・広島に続き、7〜9日には世界大会・長崎が行われました。長崎・開会総会には海外と全国から6500人もの人たちが参加。主催者報告を行った安斎育郎・立命館大学名誉教授は、長崎の被爆者で運動の先頭に立ち続け先月亡くなった山口仙二さんを忍び「地獄を見たトラウマとたたかいながら世界中に核廃絶を訴え運動を支えてきた」と被爆者の皆さんの運動を讃え、「原爆犠牲者や被爆者と力を合わせて、非人道の極致である核兵器をなくそう」「核兵器廃絶を求める一大潮流をつくり、揺るぎない国際世論を」と呼びかけました。
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代読されたアンゲラ・ケイン・国連軍縮担当上級代表の演説は、「(国連憲章の内容は)私たちをより安全で、より反映した世界へ導く道標であり、原水爆禁止2013年世界大会のテーマが意味するものです」と強調。他にも、政府・海外代表、開催地長崎の田上市長など国内の自治体首長、国内での運動、平和行進通し行進者等からの挨拶や発言が行われ、会場には大きな歓声や拍手が響きました。

大会2日目は17のフォーラム・分科会・動く分科会に分かれての議論や学習・交流が行われました。

大会3日目、閉会総会には映画監督のオリバーストーン氏が登場。核兵器投下という非人道的行為を指摘し、これらがアメリカでは正当化されてきたと告発。安倍政権の原発再稼働推進の立場については「まるでヒロシマ・ナガサキから何も学んでいないかのようだ」と批判しました。この日は、海外代表などからの発言の他、「被爆者の決意を受けて、2015年ニューヨークへ」のコーナーでは、各地の活動を紹介し、さらにアピール署名等の運動を大きく広げていく決意を込めた地域や青年からの力強い発言が相次ぎました。

世界大会は、最後に、決議「長崎からのよびかけ」を採択。大きな拍手の中、閉会しました。

蕨からも代表団5人が参加

世界大会・長崎にはわらび原水協からも5人の代表団が参加(写真)。3日間、精力的に学び、交流を広げました。7日の夜に行われた埼玉代表団の交流集会では、杉本・わらび原水協会長が発言。蕨市での取り組みを紹介し、決意を述べました。