日本一のコンパクトシティ蕨 - 蕨市将来構想を市長に答申 - 長期計画審議会が閉会、将来構想素案を市長が12月議会に提出へ
10月21日に市役所にて、第7回(最終回)蕨市の行政運営に係る長期計画審議会が開かれ、答申書「蕨市将来構想の策定について」を、頼高英雄市長に提出しました。これは、来年2014年度から10年間の蕨市の長期計画を定めるものです。
会議にはすべての審議委員が出席、林大樹(ひろき)会長が、今年4月に蕨市から示された「蕨市将来構想(素案)」の内容がおおむね妥当であると認め、審議会で議論した「構想実現に向けた主な意見」4項目と、「分野別計画の策定に向けた主な意見」10項目を添付して、市長に手渡しました。
「将来構想(素案)」では、まちの将来像として「安心とにぎわい みんなにあたたかい 日本一のコンパクトシティ蕨」を掲げ、まちづくりの基本方向として、(1)安全で安心できるまちをつくる、(2)にぎわいあふれる元気なまちをつくる、(3)みんなにあたたかくだれもが住みやすいまちをつくる、を示しています。
答申を受けて頼高市長は、「熱心で活発な審議に感謝します。今後は、審議会の意見を最大限尊重しながら、重点プロジェクト、分野別計画を策定していきたい」と述べました。最後の審議会は市長を囲んで懇談を行い、各委員から、まちづくりに今後も積極的にかかわっていきたいとの抱負が出されました。本審議会は、各地区のコミュニティ委員会の代表計5人(すべて女性)、公募委員3人、市議5人、学識者2人で構成され、日本共産党市議団から梶原市議が委員を務めました。
「蕨市将来構想(素案)」は8月12日から9月9日までパブリックコメントにかけられ、市民11人から13件の意見が寄せられ、意見とそれへの市の考え方が公開されています。
今後は、「蕨市将来構想(素案)」が12月定例市議会に議案として提出され、来年1月には、むこう10年間に関わる重点プロジェクトと分野別計画がパブリックコメントに付されます。
|