国連軍縮週間に日本原水協の中央行動でオーストリア大使館を訪問 - 市会議員 やまわき紀子
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懇談する公使(左から4人め)と山脇市議(最左)ら |
10月24日から国連軍縮週間になります。日本原水協では中央行動として3日間で10か国の大使館を訪問し、核兵器廃絶への申し入れをしました(左上写真)。私は、10月25日に、日本原水協事務局次長や、北海道、静岡、愛知の仲間とともにオーストリア大使館へ訪問しました。
応対したのはヘルベルト・ピッヒラー公使で、オーストリアは、核軍縮は国の最優先事項だということを明確にしており、日本原水協の要求と全く同意見であることを表明し歓迎してくれました。日本政府の姿勢に対しては、私たちの世論と運動で変えられるのではないかと言われました。私は、公使に埼玉県や蕨の運動を紹介し、原発に対しての考えを聞きました。「オーストリアは、40年前に国民投票によって原発を作らないと決め、チェルノブイリや福島の事故を見て、国民の選択は正しかったと確信。原発と核兵器は共通する問題である。収束していない原発事故については、オーストリアの経験もふまえ興味深く見ていく」と述べられました。
午後からは、浅草公会堂の原爆写真展の会場において、「被爆者の声と実相を広げ、核兵器禁止条約の実現へ」をテーマにパネル討論会が行われました。第一部では、被爆者や被爆二世、被爆者相談員の方の声と活動報告。第二部では、アニメーション映画監督や高校教員により被爆者の声を広げ核兵器なくす行動報告があり、全体討論と交流が行われました。
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