未来を変えていくのは若者 - 蕨市成年式盛大に開催
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蕨市歌を斉唱する新成人ら |
蕨市の第68回成年式が13日市民会館で盛大に行なわれました。今年成年式を迎えたのは692人で、昨年の645人より47人増えました(参加者は425人)。日本共産党市議団から来賓として志村・鈴木・梶原各市議が出席しました
蕨市は成年式発祥の地として有名です。終戦の翌年1946年11月22日に蕨町青年団が主催したものが始まりで、国の祝日として「成人の日」が制定されたのは、48年7月でした。
蕨市の成年式は成人を迎えた青年が実行委員会をつくり実施され、今年は13人の実行委員会で運営されました。冒頭、実行委員長が開会あいさつ。「社会にいっそうの関心を持ちかかわっていかなければいけない。未来を変えていくのは若者。挑戦しよう」と呼びかけると大きな拍手を浴びていました。新成人二人は「青年の主張」。恩師や友人・保護者への感謝、これからの道を切り開く勇気と決意が必要だ、などの抱負を語りました。最後に、「20歳の誓い」を市内3中学校の出身者3人が宣言しました。
式典では主催者を代表して頼高英雄市長があいさつ。一中出身で18歳から母親の介護を余儀なくされたフリーアナウンサーの人生に触れて、困難から逃げず、夢をあきらめなかった経験はすばらしい、これからの人生で無駄になる経験は一つもないと述べ、新成人を祝福・激励しました。
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