秘密保護法撤廃を求める埼玉の会・スタート集会
1月22日、さいたま市共済会館において「秘密保護法撤廃めざすスタート集会」が会場いっぱいの260人の参加で開催されました。蕨からも山脇市議の他、多くの皆さんが参加しました。
主催した「秘密保護法撤廃を求める埼玉の会」の柳重雄代表は、同法の成立に反対した昨年、埼玉の会の運動では、25万枚のリーフレットの配布やデモ行進など反対世論を大きくしたと強調し、同法を突破口に、戦争する国づくりを進めようとする安倍内閣の狙いを指摘し、「撤廃に向けた運動の輪をさらに大きくしよう」と訴えました。
日本共産党の仁比聡平参議院議員がベストスピーカーとして報告。参議院での10日間は寝る間もご飯を食べる間もなく、民主的ルールをぶち壊してきた自民党と闘ったと国会内での法案審議での奮闘ぶりを報告。「同法の本質をあばき、廃止法案の審議、可決ができるよう国会内外で闘いぬいていく」と決意表明しました。
特別報告には、山崎徹弁護士が登壇しました。山崎氏は、さいたま市公聴会での発言を紹介するとともに、同法の構造的本質を詳細に報告。今後施行における監視と批判の視点、発動・施行プロセスと廃止を求めるたたかいについて述べました。最後に、「4月には憲法解釈の変更をねらう安倍内閣の動きがある。同法廃止要求と結びつけながら憲法を他の分野と関連させながら大きな闘いにしていこう」と呼びかけました。
所沢の「守ろう憲法・オール所沢連絡会」や、カトリック教会の代表が同法反対の活動を紹介しました。集会の最後には、同法撤廃運動をよびかけたアピールを採択。地域での学習会の開催や宣伝署名活動、国会議員要請、地方議会への請願の提出などを提起しました。