わらび公園が3年ぶりに開園・水害対策の雨水調整池も稼働
わらび公園(北町1丁目17番地)が3年ぶりに再生し、4月5日、開園式典が行われました。3年計画で、北町1丁目雨水調整池を、わらび公園地下に設置する工事が終わり、今年3月に稼動開始し、あわせて、公園の再生工事も完了したものです。
式典では頼高市長があいさつ。来賓として公園の基本構想作成に関わった北町コミュニティ委員会の瀧澤会長などがあいさつしました。近隣の市民と関係町会長や、公園設計のワークショップ参加者、議員など、60人ほどが参加。日本共産党市議団から志村・梶原両市議が出席しました。
わらび公園の概要について道路公園課の中村課長補佐が説明。芝生広場、健康遊具、砂場、休憩施設、植栽の特徴を紹介。わらびりんごは10本植わっていると述べました。芝生については、まだ根付いていないので、3ヶ月ほどは養生期間で、芝生に入らないようにと、利用者への協力を求めました。
つづいて、瀬之口下水道課長が調整池の構造について説明。容量は5300立方メートルで小学校のプール16杯分に相当、時間雨量55?に耐えられる設計で、浸水が頻発しているこの地域の、被害を防御または大幅に軽減できる効果があると述べました。導水の仕組みについては、公園となりの蕨高校通り地下の下水管(直径1m)の水位が、65?になると調整池に水が導かれること、約70分で満杯になること、雨がやみ下水管の水位が下がると、センサーが感知して排水ポンプが稼動し、調整池の水が下水管に排水されるとの説明でした。
式典後、公園自主管理団体である「わらび公園美保の会」の会員募集も行なわれました。
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