小中学校で入学式・35人程度学級の対象は5つの学年
4月8日、蕨市立小学校7校、中学校3校の入学式がいっせいに行われ、小学校では465人、中学校では464人の新入生が新たな学校生活をスタートさせました。日本共産党市議団もそれぞれ来賓として各校の入学式に出席し門出を祝福しました。
この日の昼過ぎ、桜の花びらが舞う中、各小学校では新しいランドセルを背負った新入生が保護者といっしょに次々と登校。あどけなさの残る新入生ですが、緊張した様子で式に臨んでいました。上級生の歓迎の言葉や歌・演奏の披露には興味深く真剣に聞き入っていました。
また、各中学校では、新しい大きめの制服に身を包んだ新入生や保護者が次々登校。小学校とは一味違う厳粛な雰囲気の中、入学式は行われました。一人ひとりの名前が呼ばれると、緊張しながらも元気に返事をして礼をする新入生。学校長の式辞、教育委員会の告示、市長等の祝辞などに続き、在校生代表からは、勉強や行事での取り組みを紹介しながら、学校の伝統を受け継ぎ頑張っていこうと呼びかける歓迎の言葉が送られました。
きめ細かな教育環境が好評市独自の35人程度学級
今年度の新入生を迎え、市内の小中学校では新年度のクラス編成による学校生活がスタートしました。
クラスの人数は基本的には40人を超えないこととされ、4月8日の児童数・生徒数を基準にクラス編成や教職員の配置が決定されます。また、それに加えて蕨市では独自に小学校での35人を基準とする少人数学級を実施しています(市の教員配置は12月10日の児童数が基準)。これは、蕨市が独自に教員を採用して行うもの(ただし1・2年生は県の制度により35人基準)。きめ細かな教育環境が得られると保護者や教育関係者などからも好評で、市外からも注目されている制度です。長年にわたる保護者の要望や市民の運動を頼高市長が実現したもので、2010年度に小学3・4年生を対象にスタート。その後、年々対象を拡大し、2012年度からは小学校全学年で実施されてきました。今年度、この制度によりクラスが増設されたのは、西小の5年と6年、南小の3年と5年、北小の4年です。
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