5ヶ所で市長タウンミーティングひらかれる
406人が参加、活発に意見交換
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東公民館でのタウンミーティングの様子 |
12日から19日まで市内5ヶ所で市長タウンミーティングが開かれ、昨年を上回る406人の市民が参加しました。「平成26年度の施策・予算について」と題して、頼高英雄市長が報告。参加者と意見交換がされました。
市長は、市政運営の4つの方針、(1)今年度から始まる「コンパクトシティ蕨」将来ビジョンの推進、(2)マニフェストの推進、(3)市民の暮らしを守る、(4)財政健全化を、詳細に説明。市民との意見交換では多数の発言がありましたが、主なものを紹介します。
?蕨市地域防災計画の見直しを進めるなど、「安全で安心して暮らせるまち」の課題では、制度が拡充した耐震診断補助制度や、防災倉庫の管理、老朽空家対策、放置自転車や路上喫煙の対策などについて質問・要望が出されました。
?少人数学級をひきつづき実施するなど、「子どもたちの未来輝くまち」の課題では、塚越小学校のトイレ、学校選択制廃止に伴う弾力運用、ボール遊びのできる公園の拡大など、教育環境の改善要望がありました。
?わらび健康アップ計画を推進している、「あたたかく健康に生活できるまち」の分野では、国保税の他市との比較の質問、健康体操の普及や障がい者の入所施設についての要望が出されました。
?中心市街地活性化計画を進めるなど、「にぎわいと活力、文化と歴史がとけあう元気なまち」の課題では、民俗資料館の展示の充実への具体的な提案や、蕨駅舎内の改善要望がありました。
?中央第一地区のまちづくりを開始するなど、「快適で過ごしやすく環境にやさしいまち」の分野では、生活道路の破損箇所の補修や、「くるる」近所のビル風、三和公園の改善要望など、安全な環境を求める声があがりました。
?昨年度から始まった協働事業提案制度を進めるなどの、「心でつなぐ笑顔あふれるまち」の分野では、市の収入を増やす対策、西公民館の給湯器の改善要望など、自治体運営を住民が主体で進める重要性も語られました。
それぞれの意見・要望に頼高市長は、現状と課題をていねいに説明しました。タウンミーティングで出された意見と市長の回答、当日即答できなかった質問への回答は、市ホームページで公表されています。
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