平和な未来を次の世代に! - 第59回埼玉母親大会
5月31日、和光市民文化センターにおいて第59回埼玉母親大会が開催され(写真)、蕨からも多くの女性が参加し、山脇紀子市議も参加しました。
午前の分科会は、映画「標的の村」の上映をはじめ、社会保障を考える分科会や、子どもの遊びや、親子のリズム遊び、うたごえなど多彩な分科会が開催されました。
午後の全体会には、開催地の和光市の松本市長が来賓あいさつし、「小学校6年生に憲法学習をして全児童と話をしている。平和のために憲法は守っていかなければならない」と述べました。記念講演では、「平和な未来を次の世代に〜日本国憲法を学び広げよう〜」と題して、青井未帆氏(学習院大学教授・憲法学者)が講演しました。青井氏は、「集団的自衛権を行使しうる」とすることの意味や、内閣の憲法解釈変更によって私たちの生活がどう変わるのか、憲法9条の力をなくすに等しいことだと述べました。そして憲法9条は国の統治の基本構造であり、価値であるのに対して、自衛権を規定した国連憲章51条は異物であるとの考えにたち、平和ブランドとしての憲法9条を守り発展させていく将来の国民にこそ関係する事柄であると語りました。
その後、被災地の視察報告や発言の広場では14団体から母親運動の報告がありました。最後に、「もう我慢ができない。国民の声を無視する安倍政権の暴走政治をストップさせるのは私たちです。今日から未来へと力強く歩みつづけることを誓い、宣言する」との大会宣言や、「原発はいらない! 埼玉女性アピール」を満場一致で採択しました。大会終了後は、和光市駅まで母親パレードを行いました。
わらび母親大会は、8月24日(日)10時から東公民館で開催される予定です。
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