反核平和への願いこめ鐘をつく - わらび原爆死没者慰霊鐘つき祭に市民56名が集う
1945年8月、広島・長崎に人類史上はじめての原子爆弾が投下され、広島、長崎で約21万人もの尊い命を奪いました。被爆69周年の8月6日、午前8時から長泉院(おしゃみ)において第49回わらび原爆死没者慰霊鐘つき祭が開かれました。
開会は原水爆禁止蕨市協議会の杉本憲会長があいさつし、「一人ひとりが心を合わせ、今こそ核兵器をなくそうとの願いをこめた慰霊祭にしたい。原水協では、核兵器廃絶署名を一層広げ、被爆者支援を強めていきたい」と述べました。その後、広島で開催されている原水爆禁止世界大会に参加している4名の代表の紹介や、これからの原水協の行事案内がされました。閉会は、佐藤一彦理事が、「核兵器廃絶は世界の大勢だが、安倍政権は戦争する国づくりをすすめている。来年4月の核不拡散条約(NPT)再検討会議にむけ、草の根から核兵器廃絶の世論を広げよう」とあいさつしました。
そして、8時15分になると市のサイレンに合わせて1分間の黙祷をささげ、参加者はそれぞれ鐘つきを行い、原爆死没者への冥福を祈りました。
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