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蕨市総合防災演習が行われる

物資輸送、食糧配給訓練に参加の市民
物資輸送、食糧配給訓練に参加の市民
24日、蕨市総合防災演習が北小学校を会場に行われました。

7時30分に東京湾北部地震が発生し、市内各所で被害が生じているとの想定で演習はスタート。北町地区を中心に各地域から参加した市民は、初期消火訓練や倒壊家屋救出搬送訓練、土のう構築訓練、AED操作訓練など、順次行われた様々な訓練に参加。会場で行われた市消防署による高所救出訓練、市消防団のポンプ車操法訓練や一斉放水訓練などに見入っていました。また、会場の一角に設けられた展示コーナーには地震体験車も配置され、多くの参加者が実際に震度7の揺れを体験するなど、それぞれが災害への対応を考える貴重な機会となりました。さらに、演習の一環として、蕨駅前では、周辺住民の皆さんやJR、蕨警察署の協力で、帰宅困難者対策訓練も行われました。

災害対策本部長の頼高市長は、あいさつで、発生以来3年5ヶ月が経過した東日本大震災とともに、広島での土砂災害について言及し、犠牲者への哀悼の意を表明。続けて、災害に強いまちづくりを市政の最重要課題と位置付けていると述べ、この間の取り組みを紹介し、引き続き努力していく決意を表明しました。