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ストップ!「戦争する国」づくり〜蕨市平和を守る会が平和学習会を開催

講演する二橋元長・県平和委員会事務局長
講演する二橋元長・県平和委員会事務局長
蕨市平和を守る会は、7日に、中央公民館を会場に平和の学習会を開催し、30名の市民が集まりました。
学習会は山脇紀子理事の司会で進められ、開会あいさつでは、杉本憲代表理事が「昨年に続き、好評であった平和の学習会を開催しました。安倍首相は戦争する国へと押し進めようとしている中で、学習をして平和を守る運動をさらに広げていきたい」と述べました。
 「ストップ!『戦争する国』づくり」と題して、埼玉県平和委員会事務局長の二橋元長氏が講演しました。二橋氏は、はじめに、総選挙後の情勢の特徴についてふれ、沖縄のうごきや世論調査などから民意は戦争ではなく平和を強く求めていると強調。しかし一方で、歴史の歯車を逆転させようとするうごきの強まりから、戦争か平和かの戦後最大の岐路に立っていると話しました。そして、安倍政権による「戦争する国」づくりの現状と、現局面での法的基盤の整備や人的基盤の整備など、危険な動きを指摘しました。最後に、一点共闘を重ねあわせて、日本国憲法を高くかかげて「戦争する国(戦争する人)」づくりをストップしていこう。国政選挙の前哨戦となるいっせい地方選でのがんばりが大事であるとまとめました。
 参加者から、オスプレイが埼玉上空を飛行している不安や、「イスラム国」による人質事件、沖縄での今後のたたかいに関して等、質問や意見が活発に出されました。二橋氏は、「イスラム国」による蛮行を糾弾。あわせて、安倍首相がテロ集団による蛮行を機に、「海外で戦争する国」づくりを強行しようとする発言を繰り返していることについてふれ、断じて認められないものだと訴えました。
 学習会後には、平和を守る会総会が開催され、ピースツアーなどを企画したいとの行動提案がされ承認されました。