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いきいきタウン蕨、いよいよ4月1日開設 - 竣工式典おこなわれる

南町2丁目地内に開設する新特養ホーム・いきいきタウン蕨
南町2丁目地内に開設する新特養ホーム・いきいきタウン蕨
2月25日、特別養護老人ホームいきいきタウン蕨の内覧会および竣工記念式典が行われました。

特養ホームの所在地は、南町2丁目32ー20で、敷地面積2504・85?。事業者は「社会福祉法人ぱる」で、特別養護老人ホーム(全室個室ユニット型)定員90名、ショートステイ10名、デイサービス利用定員30名。地下1階地上3階、高さ9・98m、鉄筋コンクリート造(耐火建築物)、延床面積5011?。その施設にあらたに地域包括支援センターが設置されることが決まりました。また、一階玄関脇は地域交流スペースとして、特定非営利法人「障害者の自立を考えるあしたの会らくらく」が運営する喫茶「さくら」がオープンします。
あいさつする頼高市長
あいさつする頼高市長

式典では、ぱるの福本京子理事長から、「蕨で初めての生協を始めたときから、地域貢献がしたいと考えていた。普段どおりの暮らしを続けたい、安心して暮らしていきたいという皆さんの声を生かし、職員と一緒に気楽に足を運んでいただける場所となるよう努力していきたい」との思いが述べられました。頼高英雄市長も内覧し、「素晴らしい施設ができた。多くの市民が切望していた。市と共に手をたずさえ地域包括ケアシステムを構築していきたい」とあいさつしました。設計を担当した会社等への感謝状贈呈や、ぱる職員・スタッフが紹介されました。式典には、志村・山脇各市議も参加しました。

内覧では、個室(トイレ・洗面台付)の10室ごとに1つのユニット(グループ)をつくり、食堂を含む共有スペースで家族的な関係づくりを目指すとし、使い慣れた家具を持ち込めるなど生活を楽しむ居室が作られることや、桜並木を望む最高のロケーションであることなどがスタッフから丁寧に説明がありました。

蕨市では、特別養護老人ホームの開設を支援するため、特養ホームの用地確保に協力する地主に対して、固定資産税及び都市計画税額に相当する額を5年間奨励金として交付することを要綱に定めています。