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許すな!戦争する国づくり - STОP安倍政権!大集会に1万6000人

国会報告をする志位和夫日本共産党委員長
国会報告をする志位和夫日本共産党委員長
世論調査によれば、戦争法案には国民の8割が今国会での成立に反対。戦争する国づくり、労働法制や社会保障の大改悪、消費税の増税、原発再稼働など、安倍政権の暴走政治は一層深刻になっています。そうした中、13日には、STОP安倍政権!6・13大集会が開催されました。
戦争法案は廃案!とコールする参加者
戦争法案は廃案!とコールする参加者

この日、会場となった東京臨海広域防災公園には、炎天下にもかかわらず約1万6000人もの参加者が集合。「止めよう戦争法案」「戦争する国まっぴらごめん」など手製のプラカードや横断幕をもつ人、原発再稼働反対や沖縄基地問題を訴える人など、会場は全国からの参加者でいっぱいに。

開会宣言では、医師の本田宏氏が5月31日の「オール埼玉」総行動に触れ、「今回は最大のピンチかもしれませんが、同時に最大のチャンス。これだけの人が連帯して行動しているというのはとても素晴らしい。連帯して頑張りましょう」と呼びかけました。また、主催者あいさつを行った小田川・全労連議長は、戦争法案に与党推薦の憲法学者まで「違憲」を表明したことや、反対が賛成を大きく上回る世論調査結果を紹介。「追い詰められているのは安倍政権の方です」「安倍暴走政治ストップの国民的運動を全国で」と訴えました。

続けて、全国で活動する団体の代表や、各地の若い世代、業者、労働組合、地域で運動を進める団体などから、憲法、消費税、雇用、農業、沖縄基地問題、原発、被災地支援など、各分野での安倍政権の暴走を訴える発言が続き、それぞれが熱く「暴走政治」ストップを訴えました。

集会後は、2コースに分かれてパレード。沿道の人たちに、世論と運動を広げましょうと訴えました。

憲法違反の戦争法案を必ず葬り去ろう - 志位和夫委員長が情勢報告で訴え

集会で情勢報告を行った日本共産党の志位和夫委員長は、この間の国会論戦で「戦争法案の三つの大問題が浮き彫りになった」と強調。(1)「戦闘地域」での「後方支援」は憲法違反の武力行使に道を開くこと、(2)アフガニスタンのISAF(国際治安支援部隊)型活動への参加の危険、(3)米国の無法な戦争への参戦、それぞれの危険性を訴え、「国民の世論と運動が安倍政権を追い詰めています」「安倍政権暴走ストップのたたかいを広げに広げ、安倍政権を打ち倒そうではありませんか」と呼びかけました。

蕨からも多くの参加 - 全国各地でも憲法守れの集会・行動

この日は、日本共産党蕨市委員会が呼びかけ、山脇、鈴木、梶原の各市議や地域の市民が一緒に蕨駅を出発。他にも、職場の仲間と参加した人もいました。

参加者の一人は、「暑い中の集会は大変だったが、集会の様子を全国の人に知ってもらいたい」と感想を語っていました。

また、この日は、宮城、千葉、長野、静岡、京都、福岡など、全国各地で「戦争法案反対」「憲法守れ!」の集会や催しが取り組まれました。さらに、翌14日には、東京都内で若者憲法集会などが行われるなど、世論と運動は、幅広く多彩に広がっています。