埼玉に公立夜間中学校の設立を - 川口自主夜間中学を視察 - 市会議員 やまわき紀子
16日、川口駅前の川口パートナーステーションで行われている川口自主夜間中学を視察しました。
川口自主夜間中学は1985年9月に「埼玉に夜間中学を作る会」によって発足し、同年12月に川口市内で開校。この30年間にわたり無償のボランティアが運営を支えています。火曜・金曜に午後6時半から8時半まで現在は60人の生徒が通っています。在日外国人を対象とした日本語教室や、不登校やひきこもりを経験したり、高齢になって学びたいという様々な人を対象とした教科教室が開催され、様々な人種、老若男女、だれが生徒か先生か見た目ではわからない、どのテーブルも活発に楽しそうに学習が進められている様子が印象的でした。また入口には「ここには学びたいと思っているかただれでも学べます。入ろうか入るまいかと迷う前に、まず入ってみましょう。外国のかた、日本のかたも関係ありません。あなたがくるのを待っていました」との言葉に感動しました。
東京には公立夜間中学校は8校あり埼玉からこれまで千人を超える人が通っています。いま、埼玉にも一刻も早く公立夜間中学校を設立したいと野川義秋代表は訴えていました。いま、超党派で作る国会議員連盟が作られ今年中の法案整備を進めています。蕨市民が通える夜間中学の設立が必要だと感じました。
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