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核兵器なくそう、戦争法案反対〜国民平和大行進に70名が参加

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1958年に始まり、今年で57回目を迎える2015年原水爆禁止国民平和大行進が、18日に蕨で取り組まれました。5月6日に東京・夢の島と北海道・礼文島をスタートして、8月の原水爆禁止世界大会(広島・長崎)にむけて全国で、そして埼玉県では3週間、全市町村を繋いで行われました。埼玉では、翌日の戸田市が最終日となり、20日には東京に引き継がれました。
 この日は、弱い雨がふるあいにくの天気の中、子どもから高齢者まで、家族で仲間どうしで、平和を願う幅広い年代から70名の参加でした。日本共産党蕨市議団は全員が参加しました。
 蕨市役所での出発式での開会あいさつは杉本憲蕨原水協会長が「参加の皆さんの一歩一歩が世界の世論、蕨での平和の大きなうねりをつくることになる」と述べました。頼高英雄蕨市長からも激励のメッセージが寄せられました。2015年原水爆禁止世界大会に参加する西澤実さん(埼玉土建から長崎大会へ)と山脇紀子市議(共産党から広島大会へ)の両名が紹介され決意表明をしました。
 蕨市役所から中央小、商店街を通って蕨駅西口までの2?のコースを「核兵器のない世界をつくろう」「戦争する国づくり許すな」などのよびかけをしながら、色とりどりの団体旗や願いをこめたプラカードやうちわを掲げながら行進しました。窓を開けて「ごくろうさま」「頑張って」との声援が多く寄せられました。
 平和行進に先立ち、実行委員会では17日に蕨市に対して協力要請の申し入れを行いました。
 実行委員会からは、3名が参加し、頼高市長、安治庶務課長、上村庶務係長が対応。8項目の要請内容について、平和都市宣言30周年事業として社会教育施設では20以上の平和事業と、8月6日は市民公園にて被爆アオギリ二世の植樹式を行うこと、原爆死没者慰霊鐘つき祭に市長が参加すること、原爆パネル展は西公民館と下蕨公民館で行うこと、被爆者の語り部は8月12日に児童センターにおいて服部道子さんを語り部に行うことなど詳しく前向きな答弁がありました。最後に頼高市長から「戦後・被爆70年と蕨市平和都市宣言30周年の今年は市民のみなさんと協働し、核兵器廃絶と、平和で豊かな社会へとより一層努力していきたい」などの話しがされました。市長はペナント署名にも協力しました。