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戦争法案NO!憲法生かし、いのち・くらし守る県政を〜県政学習会行われる

 7月16日、蕨市民会館を会場に、県政学習会が開催されました。
 講師は民主県政の会・宍戸総括幹事。日頃、遠い存在と思われがちな県政について、暮らしとのかかわりでの現状と問題点、今後の方向性などについて語り、県政の転換へ力をつくすことを呼びかけました。
 その中で、はじめに強調したのが、国民の声を無視して戦争法案の衆院での採決が強行されるなど「戦争する国づくり」がすすめられている問題。あわせて、この間の埼玉県政が、「戦争する人づくり」ともいえる政策をすすめた他、「従軍慰安婦はなかった」等の現職知事のゆがんだ歴史観と発言などを紹介しました。そして、平和の視点でも県政の転換が必要、埼玉での政治戦の結果が国会の戦争法案審議にも大きく影響することなどを強調しました。
 続いて宍戸氏は、憲法生かし、いのち・くらし守る県政への転換が必要と訴え。特に、8年前の知事選で「医師不足」の問題を指摘し、この間の取り組みを通して県政の大きな課題となってきた実績を紹介しました。また、財政を理由に県民要求を後回しにする現県政と、県民要求を大切に多くの成果をあげてきたかつての革新県政を比較。国に県民の立場からものを言い、命とくらしを守る県政の役割を取り戻すために奮闘することを呼びかけました。
 参加者からは、教育政策や中小企業政策を巡る問題等についてなどの発言があり、県政の転換めざす思いが交流されました。