index
安倍NO! 大合流
国会をとりまく7万人

24日の日比谷野外音楽堂での集会
24日の日比谷野外音楽堂での集会
戦争法案の衆院強行採決を受け、国民無視の安倍政権への怒りの行動がさらに広がっています。7月24日には、反原連、全労連、シールズ(自由と民主主義のための学生緊急行動)などによる「安倍政権NO! 首相官邸包囲」がおこなわれ7万人が集まりました。日本共産党の志位和夫委員長も参加しスピーチしました。

日比谷野外音楽堂での集会(左上写真)で憲法学者の小林節氏は、戦争法案について「日本をアメリカの2軍にするもの。こんなふざけたことはない」と批判。精神科医の香山リカ氏は「安倍政権は権力という酒にめいてい状態。早くお引き取り願おう」と語りました。

志位委員長は国会前集会でスピーチ。「安倍首相は模型まで作って『戦争』を『火事』にたとえた。こんな愚かしい例しか持ち出せないのは、法案説明の論理も能力もない表れだ。若者を戦場に送る政治と、(雇用の規制緩和で)若者をモノのように使い捨てにする政治は、根が一つだ。みんなの力で安倍政権を打倒しよう」と訴えました。
渋谷での「ママの会」パレード = 26日
渋谷での「ママの会」パレード = 26日

この日は、戦争法案、原発再稼動、米軍基地建設強行、TPP問題、消費税増税、雇用問題など、民意を踏みつけにする安倍政権への怒りが大合流しました。蕨からも多数の市民が参加しました。

全国で、国会前で、連日行動

25日には戦争法案廃案などを求め、全国で若者を中心に集会やパレードがおこなわれました。

26日には「安保関連法案に反対するママの会」が渋谷駅周辺で初めての街頭宣伝とパレードを実施。約2000人が参加し「だれの子どもも、ころさせない」と訴えました(右下写真)。「ママの会」が、埼玉を含め、29の都道府県につくられたことも報告されました。

さらに、総がかり行動実行委員会主催の26日の行動では、国会周辺に2万5千人が集結し、「戦争法案、絶対反対」「安倍政権は、いますぐ退陣」と、2時間以上コールを繰り返しました。日本共産党の山下よしき参院議員の他、民主党、社民党の参院議員があいさつ、「参院の論戦と院外のたたかいで廃案にする」とエールを交換しました。