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社会保障縮減の国家予算にNO!悪政の防波堤・あったか市政を推進しよう
社会保障の会が総会

 社会保障をよくする蕨の会(坂田良介会長)は2月27日、埼玉土建蕨センターで2016年度の総会を開き、2015年後半の活動報告、会計報告、2016年運動方針、新役員体制を承認しました。運動方針では、いのちと暮らしを守る活動を強めること、あったか市政の拡充に協働することを掲げています。
 坂田会長が開会あいさつで、「政府が社会保障縮減の来年度国家予算案を出しているときだけに、私たちの活動はいっそう重要です」と述べました。埼玉県社会保障推進協議会(神谷稔会長)からのメッセージが読み上げられました。来賓として頼高英雄蕨市長があいさつし、来年度蕨市予算案では、認可保育園の増設、国保税率のすえおきなど、民生費が一般会計の49%を占めていることを説明し、くらしを守る市政の決意を語りました。
 参加者からは、障がい者福祉の課題、生活保護の家賃扶助削減問題、高齢者福祉の改善要望、介護保険の新総合事業、国保の広域化問題、戦争法反対運動など、各団体での活動が報告されました。年金者組合蕨支部の都秋支部長と、新婦人蕨支部の高松事務局長から、3月市議会に出した陳情(子ども医療費と年金問題)の報告がありました(両陳情は、7日の環境福祉経済常任委員会で審査されます)。
 総会には日本共産党から、鈴木さとし市議が副会長として、梶原秀明市議が事務局次長として出席し、発言しました。