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原発にはさよならを 新婦人の電力カフェ

電力の話を真剣に聞く参加者
電力の話を真剣に聞く参加者
4月17日に中央公民館において新日本婦人の会蕨支部が主催する電力カフェが行われました。山脇・宮下両市議が参加しました。
 この4月から電力の自由化がはじまりましたが、市民ができることはなにか、「電力自由化と自然エネルギーのお話」と題して、自然エネルギーを考える川口市民の会の蒔田豊明氏が講演しました。蒔田氏は、政府や大手電力会社は原発再稼働をおしすすめ、既存原発の耐用年数を40年から60年に延長し、2030年までに原発依存度を20〜22%にしようとしていると指摘。市民はもう安全や安心を人任せにすることはできない、電力自由化によって電力の選択権が市民にあると述べ、原発電源をもつ大手電力会社にはさよならして、自然エネルギーを電源にした新電力会社を選ぼうと呼びかけました。
 おいしいコーヒーを飲みながら、会場からいろいろな質問が出され、みんなで交流。新電力でも安定的に供給されるのか?新電力会社を知らずにガス会社に替えてしまったが大丈夫か?などの質問に蒔田氏はわかりやすく答え、電力の安定供給は東電も新電力も変わらない。急いで替える必要はないが、まずは身近な電力や電源について知り、自然エネルギーのあり方を学び、未来にむけて自然エネルギー電源の会社を選ぶという賢い選択をしていこうと話しました。