index
憲法こわすな!戦争させない!オール埼玉総行動に9600人

 5月29日、北浦和公園を会場にオール埼玉総行動が行われました。この集会は、「安保関連法(戦争法)」廃止、集団的自衛権行使容認の「閣議決定」撤回を求めるとの一致点で幅広い団体や個人(協賛団体含め県内88団体、25個人)が参加する実行委員会が主催し行われたもので、1万人規模の集会は4回目。今回は県内各地から9600人もの人が参加しました。
 はじめに、主催者を代表し小出実行委員長があいさつ。戦争法について、大きく広がる運動の意義を強調し、加えて、安倍政権が憲法そのものを変えようとしていること、異常なアメリカ従属の姿勢などを痛切に批判。この政治を変えられるかどうかは「我々国民、主権者の熱意・気迫・本気度にかかっている」と述べ、「戦争なき世界を目指そう」と訴えました。
 その後、後援団体の、埼玉弁護士会、連合埼玉、埼労連からのあいさつに続き、山城・沖縄平和運動センター議長が連帯あいさつで登場しました。沖縄での事件と日米両政府の対応について激しく怒りを込めて批判。「政治が暴走し、人の暮らしを破壊する政治が行われいている」「力を合わせ、この政治を変えるために参議院選挙で勝利を」と訴え、「今こそ立ち上がろう!今こそ奮い立とう」と熱唱。会場から大きな拍手や声援が送られました。また、戦争法廃止の全国的な運動を支えてきた総がかり行動実行委員会の高田健氏も、野党共闘を果たすうえで、市民、国民の運動が果たしてきた役割を強調。野党の共闘とともに、国民の運動を大きく広げ、車の両輪でたたかうことを呼びかけました。
 青年や母親、大学教員のリレートークに続き、ステージには民進党、日本共産党、社民党、生活の党からの代表がそろって登壇し訴えました。
 集会は、集会アピールを採択し閉会。参加者は、さいたま市内を3コースに分かれパレードしました。
 この集会に蕨からは、地域のブースに集まっただけでも40人を超える市民が参加。他にも、労働組合や市民団体でも多くの市民が参加しています。