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蕨市消防委員会・蕨市消防団員 県外研修会行われる

 7月14日、蕨市消防委員会・蕨市消防団員の県外視察研究会が静岡県湖西市で行われ、消防委員である宮下奈美市議が参加しました。
 今回の研修の目的は、蕨市と災害協定を締結している湖西市の大規模災害時への取り組みや、防災拠点の視察を通して当市の災害対策のあり方に資する事です。 午前は湖西市消防本部で南海トラフ巨大地震の備えと消防団の役割について学び、午後は防災拠点の視察で◯津波監視カメラ(海湖館)◯津波避難デッキ(わんぱくらんど)◯第10分団詰所、新居関所を視察しました。
 午前の研修では、湖西市からは消防本部・消防団合わせて9名が参加し、湖西市消防団からは女性分団長も参加しました。湖西市の女性団員数は定員28名に対し現在21名で、全国女性消防操法大会で準優勝をしました。
 午後の視察の津波監視カメラは、カメラ映像がホームページで閲覧でき、常時映像を見ることができます。津波避難デッキは景観に配慮したダークブラウン色になっており、太陽光発電LED照明と、携帯用充電器を1箇所装備していました。また、隣接するプールでは利用者が裸足で避難できるよう、避難面はコンクリート製で階段部に防滑材を張り配慮をしていました。
 今回の研修は蕨市から合計17名が参加し、湖西市消防団本部の丁寧な説明と対応に熱心に聞き入り、暑い日射しの中でも活発な質問が飛び交いました。