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「核兵器廃絶は生きているうちに」被爆者連帯・援護わらびの集い

被爆者に一年間集めた募金を手渡す
被爆者に一年間集めた募金を手渡す
 原水爆禁止蕨市協議会は、12月3日、自治会館において第36回被爆者連帯・援護わらびの集いを開催しました。党市議団から鈴木・山脇両市議が参加しました。  
 はじめに杉本憲会長が「被爆者と心をひとつにして、今日の集会を力にさらに署名を広げていきたい」とあいさつ。この一年間蕨駅頭などで寄せられた被爆者援護のための募金を、埼玉県原爆被害者団体協議会と蕨市被団協へそれぞれ手渡しました(上写真)。
 集いには、吉村和弘県被団協事務局次長、服部道子蕨市被団協会長が出席し、この間の情勢を報告しました。
 吉村氏は、新しいヒバクシャ国際署名を持って国会などで行った行動を詳しく報告。服部氏は、国連総会第1委員会での、「核兵器禁止条約」について来年交渉をはじめるとの決議に、日本が反対したことについて抗議をおこなったことや、「被爆死した仲間たちの声に突き動かされ語り部を続けている。依頼があればどこへでも語り部に行きたい。原爆の恐ろしさをわかってもらえたらと思って、命ある限りあの日の事を伝えていきたい」と訴えました。 その後、参加者が自己紹介と共に平和への思いや署名運動への決意を語り被爆者の方と交流しました。
 集会の前に、原水爆禁止蕨市協議会の総会が開催されました。