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私たちはいま、どのような場所にいるのかー報道の現場から平和・いのち・人権を考える講演会

11月27日、「報道の現場から 平和・いのち・人権を考える 金平茂紀講演会」が市民会館を会場に開催されました。党市議団の鈴木・山脇両市議が参加しました。
 はじめに、頼高英雄市長が福島第一原発事故の現場を実際に視察に行ってきたことを報告。「激動する情勢の中で、ジャーナリスとして現場でどのような活躍をされているのか一緒に勉強したい」とあいさつしました。
 続いて、TBSテレビ「報道特集」キャスターの金平茂紀氏が、「私たちはいま、どのような場所にいるのか〜報道の現場から〜平和・いのち・人権を考える」と題して講演しました。
 金平氏は、忘れられた大震災や原発事故に見られるように、現在進行形の物事をどう見るか?と問いかけ、国民主権から国家主権へ、教育統制やメディア統制が行われている現政権下でのメディア環境からみる変化を明らかにしました。また、ベトナム戦争時に爆撃される側からのレポートをした田英夫キャスターや、筑紫哲也氏の最後の放送を上映。世界各国へ行き子どもたちの様子を撮影した写真を紹介。最後に、東日本大震災で被災した高校生たちの活動を紹介し、「希望はある。外や横とつながる努力をし、つねに知ることの喜び、学びは生きていく価値そのものである」と述べました。