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社会保障をよくする会が総会

会長に都秋信夫氏


社会保障をよくする蕨の会は5月12日、中央公民館で年次総会を開き、昨年度活動報告、会計報告、今年度活動方針、役員人事を確認しました。新たに都秋信夫氏(年金者組合蕨支部長)を会長に選出。春日健一事務局長(埼玉土建一般労組蕨戸田支部書記長)と、副会長、代表委員などを選出しました。また、蕨福祉を考える会、医療生協さいたま塚越支部の2団体の加盟が確認されました。日本共産党市議団から、鈴木・梶原両市議が出席しました。

 来賓2人があいさつし、頼高英雄市長は、4ヶ所目の特養ホームの整備、国保の広域化などについて述べ、「市民の暮らしを守る立場を堅持する」と表明しました。埼玉県社会保障推進協議会の川嶋芳男事務局長は、民医連の調査でお金がなく医療にかかれず死亡した人が昨年50人いた、全国換算で数千人と推定されると述べ、命を守る運動の強化を呼びかけました。

 総会には、構成団体の代表ら17人が参加。介護保険制度の矛盾、障がい者の暮らしの場の確保、風呂のない住宅の問題、国保への国の補助が減っている問題、年金裁判などの報告がされました。

 総会は「社会保障諸制度の理解を深め、いのちとくらしを守る活動を強め」ること、「あったか市政の拡充、充実に協働」することを確認し、7月7日午前10時から蕨市役所でおこなう自治体キャラバンへの参加を呼びかけました。