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被爆者と心をひとつにしてー被爆者連帯援護わらびのつどい

被爆体験を語る?橋県被団協事務局次長
被爆体験を語る?橋県被団協事務局次長
 原水爆禁止蕨市協議会は、2日、自治会館において第37回被爆者連帯・援護わらびの集いを開催しました。
 山脇紀子副会長の司会ですすめられ、はじめに杉本憲会長が「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)の受賞にみられるように被爆者の運動が核兵器廃絶へと多くの国を動かしています。被爆者と心をひとつに運動を進めていきましょう」とあいさつ。わらび原水協は、この一年間蕨駅頭などで寄せられた被爆者援護のための募金を埼玉県原爆被害者団体協議会と蕨市被団協へ手渡しました。被爆者から「寒い日も暑い日も苦労して駅頭で集めていただいた募金は大切に使わせていただきます」とお礼の言葉がありました。
 集いには、?橋溥県被団協事務局次長が参加。?橋氏は、5歳の時に広島の爆心地から1・5キロの自宅で被爆。家がつぶされ家族で逃げる様子や、広島の町並みは地獄のようだったと当時の状況をくわしく話しました。参加者からは、被爆者手帳や健康診断の実施、被爆二世の運動など多くの質問がだされ交流しました。最後に、?橋氏は「日本政府は核兵器禁止条約に参加して、北朝鮮に核兵器をなくせという方が理屈にあう。ヒバクシャ国際署名をあつめ日本政府の対応を変えさせていくまでがんばりたい」と訴えました。
 つどいの前に、2017年度原水爆禁止蕨市協議会の総会を開催し、ヒバクシャ国際署名の継続推進や平和行進などにとりくむ行動方針などを審議し、承認しました。