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カメジロー映画上映と佐古監督トーク

上映前によりたか市長が来賓あいさつ
上映前によりたか市長が来賓あいさつ
6月30日、カルチャーショックわらびの主催で、映画「米軍が最も恐れた男〜その名は、カメジロー」の上映会と佐古忠彦監督(TBSテレビ報道局)のトークの会が行われました。会場となった文化ホールくるるには開場前から行列ができ、会場いっぱいの市民が集まりました。日本共産党の鈴木智市議と山脇紀子市議も参加しました。頼高英雄市長もかけつけ、わらび映画祭などの蕨の文化行事を紹介し、「引き続き市民のいのちとくらしを守り、にぎわいある街づくりをすすめていきたい」とあいさつしました。
 映画では、第二次大戦後に米軍統治下の沖縄で「弾圧」を恐れずに米軍にNOと叫び、「不屈」の精神で立ち向かった沖縄のヒーローとして瀬長亀次郎を紹介。その知られざる実像と信念を貫いた抵抗の人生を、関係者の証言を通して浮彫にしたドキュメンタリー映画。
 上映後に、監督の佐古氏が登場。正義を貫き、人のため社会のために闘うカメジローの姿はいまのオール沖縄の運動の原点ではないかと佐古氏は語りました。
 参加者からは「カメジローの歴史が今の沖縄の運動につながっていると実感した」「全国で連帯して基地建設反対の運動をつづけていきたい」「勇気をもらった」など感想が寄せられました。

※瀬長亀次郎:沖縄人民党の創設に中心的役割を果たす。民衆に支えられ那覇市長、衆議院議員(人民党1期、日本共産党5期)等をつとめた。