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蕨駅西口再開発説明会行われる

 蕨駅西口再開発事業に関する都市計画変更についての説明会が、7月7日に中央公民館で、12日に文化ホールくるるで行われました。
 まず、よりたか市長があいさつに立ち、その中で、(1)2005年(前市長の時代)に3工区に分けて変更が行われたこと、(2)その後07年に頼高市長が就任し同事業についての見直しを行い、1工区については市負担の軽減、情報公開の徹底をはかり、10年に完成したこと、(3)第2工区第3工区については、市民検討委員会を設置するなど、市の対応方針を検討するとともに、権利者の意向を聞きながら見直しを行い、過度の公共施設整備を行わないことなど「負担軽減」の手法を示して来たこと、(4)14年には権利者などが準備組合を設立し検討や協議を進めるとともに、第2第3工区一体での事業推進、ペデストリアンデッキの取りやめ、駅前広場拡幅計画の縮小といった市の財政負担抑制などを検討してきたことなど、この間の経緯を説明。これらに伴う都市計画の変更を今年度に行う考えを改めて示しました。
 これに続き、担当者からは、(1)拡幅予定の駅前広場の計画規模を縮小すること、(2)建設敷地や住宅建設の目標の拡大など再開発計画の変更、(3)駅前広場や道路形状の変更などに合わせた高度利用地区の範囲の変更、といった都市計画変更の内容について説明がありました。また、市が整備する公共公益施設について、図書館と行政センターを中心に検討していることも示されました。(変更の内容については、4月29日付「民主わらび」を参照)。
 説明後の質疑応答では、どちらの会場でも、(1)合意していない権利者についての対応、(2)ビル風や工事車両の影響への対応などについて質問が出され、担当から、(1)には、丁寧に説明し理解を求める努力を続けること、(2)には、最大限影響が少ない計画とすることなどが示されました。

※記事中1〜4の番号は編者が付したものです。