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第３回庁舎建設基本構想・基本計画審議会報告〜アンケート結果・基本理念などを議論〜市議会議員 鈴木智
第３回審議会は７月10日に行われました。はじめに事務局が、蕨市の最上位計画である「コンパクトシティ蕨」将来ビジョンをはじめとする諸計画と庁舎建設との関係について説明。続いて、６月に行われた市民アンケート、庁内職員アンケート結果から、安全安心や防災機能、利便性、環境への配慮、低コスト、コンパクトな庁舎、市民交流機能が特に重視されていることが報告。これらの特徴が示されるとともに、これらをもとに事務局が検討した基本理念案が示されました。
各委員からは、「市民交流機能や国際交流の観点を取り入れてほしい」「機能を加えすぎると費用や規模などで問題が出るのでは」「コンパクトで機能重視としたい」「機能面だけでなく蕨らしさをどのように生かすのかという視点で事務局案を再検討してほしい」など様々な角度から意見が交わされました。この中で、私は前回の視察の感想も交えて「周囲の街並みへの配慮、近隣環境との調和も大切」「敷地など限られた条件での建設であり、いくつかの機能を『兼ねる』設計が必要」と発言。基本理念などに盛り込むことを要望しました。
また、新庁舎の規模について、機能や職員数、日影の周辺への影響などとの関係で説明があり、この間の検討から、現庁舎の１・４倍ほどの規模を想定することが示されました。
次回、第４回は８月８日に開催。基本理念を決定するほか、今回説明された庁舎の機能や規模について議論を深める予定です。
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