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核兵器廃絶!憲法改悪ゆるさないと訴え行進-2018年原水爆禁止国民平和大行進

核兵器廃絶をとコールしながら行進するみなさん
核兵器廃絶をとコールしながら行進するみなさん
1958年に始まり、今年で61回目を迎える2018年原水爆禁止国民平和大行進が、7月21日に蕨で取り組まれました。5月6日に東京・夢の島と北海道・礼文島をスタートして、8月の原水爆禁止世界大会(広島・長崎)にむけて全国で、そして埼玉県では3週間、全市町村を繋いで行われました。埼玉では、翌日の戸田が最終日となり、25日には東京に引き継がれました。
 当日は絶好の晴天の中、家族で仲間どうしで、平和を願う幅広い年代から90名が参加しました。
 蕨市役所での開会あいさつでは杉本憲蕨原水協会長が「世界では核兵器廃絶へと進んでいる。行進に参加の皆さんの一歩一歩が世界の世論、蕨での平和の大きなうねりを作ることになる」と述べました。頼高英雄蕨市長からは歓迎のメッセージが寄せられました。埼玉県原爆被害者協議会の?橋溥事務局次長は「ヒバクシャは二度と原爆の被害にあわせたくないと運動している。ヒバクシャ国際署名の推進にご協力お願いします」と訴えました。5月6日の北海道から、毎日行進に参加してきた栖原秀夫さんや、原水爆禁止世界大会・広島に代表参加する佐藤二一さんが紹介され決意表明。
 蕨市役所から中央小、駅前商店街を通って蕨駅西口までの2?のコースを「核兵器なくそう」「9条改悪ゆるさないぞ」「安倍政権はいますぐ退陣」などのコールをしながら、色とりどりの団体旗や願いをこめたプラカードやうちわを掲げながら行進しました。にぎやかな音を聞きつけ窓を開けて「ごくろうさま」「頑張って」との声援が多く寄せられました。
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頼高市長から世界大会代表にペナントを手渡す
頼高市長から世界大会代表にペナントを手渡す
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 この行進に先立ち、実行委員会では20日に蕨市に対して協力要請の申し入れを行いました。
 実行委員会からは、6名が参加し、頼高市長らが対応。12項目の要請内容について、原爆死没者慰霊鐘つき祭に市長が参加すること、原爆パネル展は南・東・中央公民館で行うこと、被爆者の語り部は8月8日14時から福祉・児童センターにおいて服部道子さんを語り部に行うこと、小学校では5校でゲストティーチャーを招いて戦争体験を聞いていること、世界大会にメッセージを送付すること、ヒバクシャ国際署名を市HPで紹介していくことなど前向きな回答がありました。頼高市長が、平和行進ペナント署名に協力し、世界大会参加者へ手渡されました