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土建組合が北小トイレ改修工事現場を訪問

所長(右)から話を聞く土建組合員
所長(右)から話を聞く土建組合員
埼玉土建一般労働組合蕨戸田支部は7日、北小学校のトイレ改修工事の現場を4人の組合員が訪問し、工事所長と懇談しました。訪問は、建設労働者・職人・中小事業者の労働条件と経営環境の改善につなげるために、県内の全支部が毎年実施しています。訪問結果は大手ゼネコンとの交渉にも活かされます。工事現場には、日本共産党の梶原秀明市議が同行しました。

組合は所長などから1時間にわたり工事概要などを聴取。労務単価の見積もり状況、建退共の周知状況、下請事業者の社会保険の加入状況、安全教育や暑さ対策など、詳しく状況を確認しました。トイレという狭い空間での作業なので粉塵に注意していること、学校の協力でエアコンつきの教室を事務室兼休憩室に利用していること、現場にトラックを横付けできないため資材を手運びする苦労、最近の景気状況などにも話が及びました。組合側は、建築現場の労働条件をともに改善していきたいと述べ、所長は「そのとおりですね」と応じていました。